トイレのリフォームをする際、どのトイレメーカーを選べばよいのが難しいですよね。
日本の人気トイレメーカーである、TOTO・LIXIL・パナソニック3社の魅力や違い・おすすめ商品について、まとめました。
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TOTOのトイレの特徴
独自の加工「セフィオンテクト」
TOTO製品の陶器部分には全ての製品にセフィオンテクトという独自の加工が施されています。
これにより汚れがつきにくくなっているのが他社製品との大きな違いです。

TOTOのセフィオンテクトは完成品の表面に塗られたものではなく、陶器を焼き上げる前に釉薬の上に塗布されます。
高温で陶器を焼き上げる時にこのセフィオンテクトが溶けて素地と一体になり、表面がガラスコーティングされます。
そのため、経年劣化で剥がれるということがありません。
陶器そのものは顕微鏡などで見ると表面がでこぼこしており、そこに汚れがついてしまいます。
しかし、この加工を施すことで陶器の表面はガラス素材になり、ナノレベルでツルツルに仕上がります。
他社製品の防汚加工について調べると定期的なメンテナンス(防汚加工の塗り直し)が必要となっていますが、TOTO製品の場合には割れない限りこの効果が持続するのが大きな魅力です。
トイレリフォームをする場合、別途手洗い器を設置するケースもありますが、陶器製の手洗い器であれば同じようにセフィオンテクト加工が施されています。
他社にはない機能「きれい除菌水」
またTOTO製品には「きれい除菌水」という他社にはない機能があります。
これはウォシュレット一体型トイレ「ネオレスト」または温水洗浄便座「アプリコット」という上位機種に限られた機能で、便器の鉢内とウォシュレットのノズルを自動で除菌します。
トイレの汚れで特に気になるのは輪ジミですが、これは便器表面の菌が繁殖することによって目に見える汚れになったものです。

トイレ使用後と、使用していない時間が7時間続くと自動で除菌機能を持った水が自動で噴射されます。
トイレは使用していない間にどんどん菌が繁殖してしまうので、未使用時に自動で除菌することは汚れを防ぐことに繋がります。
他社にも自動でお掃除する機能を持ったものはありますが、それとの違いは洗剤が不要だということです。
「きれい除菌水」は内蔵されたユニットにより水道水を電気分解して生成されるため、メンテナンスがいりません。
マンションリフォームでデザイン性を重視する場合には特に「ネオレスト」がおススメです。
通常、水圧の関係でマンションにはタンクレストイレを設置できません。
しかしながら「ネオレスト」はハイブリッド洗浄方式になっており水圧ポンプが内蔵されているため、タンクレスでありながら水圧条件に左右されずに設置することができます。
機能性とデザイン性が担保された上でマンションに設置できるのはTOTOのネオレストだけです。
掃除がしやすい
掃除がしやすいこともTOTO製品の大きな特徴です。
様々な工夫により汚れにくくはなっていますが、必ず掃除が必要なのはどのメーカーの製品でも同じなので掃除のしやすさは重要です。
TOTOのウォシュレットにはお掃除機能がついています。
ボタンを押すと、ノズルがぐっと前に出てくるので自動洗浄だけでは気になる場合には手動でもしっかり掃除ができるように設計されています。
また従来のものと違い便器のフチに折り返しがないため、掃除ブラシが届かないといったこともなく清潔に保てます。
トイレリフォームをする場合、トイレを床から外すため一緒に床をリフォームすることが多くあります。
臭いが気になってリフォームする場合は床材に汚れが染み込んでしまっているためトイレだけを交換しても改善されません。
TOTOにはハイドロセラというオリジナルの床材があります。
大型の陶版で、光触媒の技術により抗菌、防臭、防汚などの効果が期待できるものです。
様々なバリエーションがあり、全国各地にあるショールームではトイレと一緒に間取りに合わせたコーディネートをしてもらえます。
LIXILのトイレの特徴
汚れがつきにくい
LIXILの「アクアセラミック」を取り入れた便器であれば、汚れが付着しにくい材質なので、普段トイレで水を流すだけで済みます。
少量の水でも、水流の勢いを増幅する「パワーストリーム洗浄」を備えているので、便器の内部全体をムラ無く洗い流すことが可能です。

さらにいつも通りに清掃をすれば、一段と輝きが増します。
100年間は新品のような状態が持続するという優れもの。
この効果の持続を実現できるもう1つの理由が、「鉢内除菌」機能の存在です。
これはトイレのフタを閉じている状態であっても、プラズマクラスターイオンが自動的に散布されることで、便器の鉢内を満遍なく除菌できる機能です。
トイレの鉢内は常に清潔な環境を保っているため、毎日いつでも快適にトイレを使用できます。同時に、清掃の際にも少ない負担で済みます。
掃除がラク
トイレ掃除で手間がかかるのは、便器の内部だけではありません。
便器と便座の隙間や、洗浄ノズルがある便座の裏側といった箇所は、奥まで手が届きにくいため、十分に清掃ができずに汚れがたまりやすくなります。
しかし「お掃除リフトアップ」機能のあるLIXILのトイレであれば、もうこのような苦労をする必要はありません。
便座が浮き上がるようにリフティングするので、便器と便座の隙間や、洗浄ノズル付近の裏側でも、しっかりと拭き取ることができます。
なお機種によってはリモコンボタンひとつ押すだけで、自動的に便座をリフティングできるタイプもあります。

その上、排泄物の跳ね返りを受けやすい便座裏にも、汚れにくい素材を使用しており、拭き掃除も簡単に済ませることが可能です。
また、男性の場合にありがちな飛沫の拡散に対しても、「泡クッション」機能によって飛沫を泡でキャッチし、床や壁への拡散を防止します。
イヤな臭いもカット
LIXIL製のトイレにおいては、便器のみならず、室内全体も快適にする機能が充実します。
例えば「エアシールド脱臭」では、トイレ鉢内の悪臭を単に吸引するだけでなく、鉢内へ新たに空気を送風することで、悪臭を封じる仕組みになっています。

また「ルームリフレ」機能のある製品の場合には、予め設定した時間に便器が自動的に開き、そこからプラズマクラスターイオンが拡散して、室内全体の除菌まで行います。
さらに快適なトイレ空間の実現を目指し、LIXIL製のトイレには「リラックスミュージック」機能を備えたものまであります。
これはトイレスペースの両側にスピーカーを設置し、便座に座ると自動的に音楽を再生させるものです。
トイレで心地よい時間を過ごし、気分をリフレッシュするのに役立ちます。もちろん再生される音楽は選択できるので、その日の気分に合わせて、好きな音楽を流すことが可能です。
リフォームがしやすい
最後にLIXIL製のトイレの特徴で忘れてはならないのが、そのリフォームのしやすさです。
一口にリフォームといっても、トイレを利用する方のニーズは幅広く多様です。
この点、LIXIL製のトイレには、便器を取り替えるだけで施工が済んでしまうものや、きめ細かいカスタマイズに最適なタイプのものが、豊富にそろいます。
そのためどんなリフォームであっても、柔軟に対応することが可能です。
例えば、トイレタンクや清掃用具をスッキリさせたいのであれば、それらをトイレ後方のキャビネットに全て収納した、タンクレスタイプのものにカスタマイズできます。
また手洗いカウンターについても、コンパクト手洗キャビネットをはじめ、セミオーダー仕様のキャパシアや、清水焼といった和モダンまで、豊富なバリエーションの中から機能性やデザイン性に優れたリフォームを実現します。
パナソニックのトイレの特徴
パナソニック製のトイレは、トイレをより使いやすくリフォームをするために最適な製品がそろっています。
人気の「アラウーノ」
パナソニックのトイレにはアラウーノというブランド名がつけられていますが、アラウーノシリーズの製品にはさまざまな種類のトイレがそろっているのが特徴です。

アラウーノシリーズのトイレの中でも、便器と便座が一体型となっているのがL150シリーズとアラウーノSツーです。
便器と便座が一つになっているので、限られたスペースのトイレでもリフォームしやすくなっています。
好きなタイプの便座を選んでリフォームをしたい場合には最適な製品です。
アラウーノシリーズのトイレには、共通して備わっている優れた機能や特徴も数多くあります。
その中の一つが「スゴピカ素材」です。
スゴピカ素材
これは便器に特殊な有機ガラス系の素材を使用することで、陶器製のトイレよりも水アカをつきにくくしたものです。
掃除をする回数が減り、トイレ掃除の手間を省くことができるためリフォームを考えている人にも向いています。

ブラシを使って掃除することもできるので、トイレ掃除を簡単にすることができます。
陶器で便器を製造するよりも、より精密に設計できるようになっているので、汚れがつきやすい隙間や段差が解消されているというメリットもあります。
激落ちバブル
アラウーノシリーズの中でも、便器便座一体型のトイレに共通して備わっている機能として「激落ちバブル」があります。
これは水流だけでなく泡を使用することで、汚れをより流しやすくしたものです。
市販されている台所用洗剤を使用して泡がでるような仕組みになっているので、別途専用の洗剤を購入する必要がなく手軽なのが特徴です。

流しやすくするための工夫として、大きな泡と小さな泡の二種類を使用していることもこの機能の優れている部分です。
大きな泡が大きな汚れを落とし、目に見えにくい小さな汚れは小さな泡で落とすために、より汚れがつきにくくなっています。
現在あるトイレが流れにくくなっているために、リフォームを考えている人にも最適な機能です。
パワフル水流
汚れをさらにしっかりと落としきるために、パナソニック製の各種トイレに採用されている機能が「パワフル水流」です。
水流が円を描くようにして、まわりながら流れるように設計されているので、通常のトイレよりも汚れが落ちやすくなっています。
便座一体型の製品に採用されているのが「スパイラル水流」で、水の流れをしっかりとコントロールできるように、便器の形状が設計されています。

また少ない水の量で効果的に汚れを落とすこともできるために、水道代を節約するためにリフォームを考えている人にも最適なトイレです。
パナソニック製のトイレの中でもNewアラウーノVに採用されているのが、「3Dツイスター水流」という機能です。
20秒間ほどの時間をかけてじっくりと便器の内部を洗浄したあとで、一気に水が排水されるように便器の形状が設計されています。
便器の深さを浅くすることで、水が跳ね返りにくくなっているので、汚れた水が飛び散りにくいというメリットも備わっています。
トイレ選びの参考になれば幸いです☆
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